2010年12月より、GID(FtM)の方に対して子宮卵巣摘出を行っています。この度、2016年3月よりGID(FtM)の方への腹腔鏡手術も開始しました。
『大阪で手術が出来る、それもスペシャルな治療で!!』をモットーに尽力しています。
当院では、安全かつ短時間で手術が終了する腹式子宮卵巣摘出を原則としていますが、2016年3月より腹腔鏡手術の経験が豊富な医師が腹腔鏡手術を開始しました。皮膚縫合は、形成外科専門医が担当しますので、傷跡(瘢痕)も綺麗です。もし、体質的にケロイドや肥厚性瘢痕などを生じた場合、形成外科的に専門治療を行い改善させます。
当院精神科を受診して、NPO法人関西GICネットワークの身体治療判定会議を経て、子宮卵巣摘出が行われた場合、当院精神科医師2名と臨床心理士の協力のもと、スピーディーに最終診断書(家庭裁判所に提出する診断書)が発行されます。他院(大学病院など)の身体治療判定会議を経て、当院で子宮卵巣摘出を行った場合でも、スムースに行くよう後押しいたします。
大学病院で手術室勤務を充分に経験した看護師が中心となって、術中術後の看護業務を行います。手術に至る様々な道程も、専門教育を受けた当院スタッフが責任を持って道案内させていただきます。